新築を建てるとき、照明はハウスメーカーや工務店に任せるのが当たり前だと思っていませんか?
わたしも最初はそのつもりでした。でも打ち合わせが進むうちに、あることに気づいてしまったんです。
「これ、自分で用意したほうが絶対安い。」
カタログを見たとき、正直「割高だな」と感じました。品質は間違いない。でも、同等品を自分で調達すればコストをかなり抑えられる。
そして、すべての照明を施主支給することにしました。
結果は大満足です。この記事では、施主支給に踏み切った経緯、コスト面での実態、そして実際にやってみてわかったことを正直に書いていきます。
施主支給とは?簡単におさらい
施主支給とは、施主(家を建てる人)が自分で器具や設備を購入し、施工業者に取り付けだけをお願いする方法のことです。
照明の場合、「自分でネットや店舗で照明器具を買って、電気工事の職人さんに設置してもらう」イメージです。
メリットは大きく2つ。
- コストを抑えられる(ハウスメーカーや工務店の中間マージンが発生しない)
- 好みの器具を自由に選べる
一方で「断られて気まずくなったらどうしよう」「保証はどうなるの?」など、とても心配でした。
疑問別ガイド:施主支給の記事は全5本あります
その心配ごとは、当時の私が全部通った道です。このブログでは施主支給の疑問を5本の記事に分けてまとめています。この記事では全体の体験談を書いているので、具体的な疑問がある方は、先に該当の記事から読んでみてください。
- 「工務店にどう切り出せばいい?嫌がられない?」→ 切り出し方と、断られたときの引き際
- 「どこまで自分で用意していいの?」→ 電気工事士の視点での線引き
- 「発注・納品・取付けの段取りは?」→ 発注から取付けまでの段取りチェックリスト
- 「保証はどうなる?リスクは?」→ 保証の注意点とリスク
一番心配だったのはコストではなく、交渉
施主支給を決意したとき、正直いちばん怖かったのは工務店への交渉でした。
「嫌な顔されないかな」「追加費用を請求されないかな」そんな不安が頭をよぎりました。
でも実際に担当者に伝えてみたら、あっさりOK。
「問題ないですよ、取り付け工賃は別途いただきますが」という返答で、それ以上のトラブルは一切なし。
保証に関しても「私たちの購入でも施主支給でも、元々のメーカー保証は変わりませんし」とのこと。
理解のある工務店&担当さんに感謝です。
後から知ったのですが、施主支給自体はそれほど珍しい話ではないようです。むしろ「言ってみれば意外とOKだった」という体験談はよく聞きます。迷っているなら、まず聞いてみることをおすすめします。具体的な切り出し方や、断られたときの引き際については別の記事に、保証面の注意点はこちらの記事にまとめています。
コスト面の実態:正直に話します
施主支給でコストを抑えるためには、取り付け工賃が別途かかることを頭に入れておく必要があります。
器具代をいくら安くしても、工賃がかさめばトータルで割高になるケースもあります。
わたしの場合、器具はおおむね定価の半額前後で購入できています。照明器具は照明専門のネット通販などでも定価より大幅に安く売られていることが多いので、施主支給を考えている方は、気になる器具の品番で一度検索して定価と比べてみてください。
正直に書くと、工務店に照明の見積もりを出してもらう前に施主支給を決めたので、「見積もりと比べていくら浮いたか」という正確な差額は出せません。ただ、カタログの定価と実際に支払った金額を見比べれば、工賃を払っても十分お得だったと感じています。
必ず、事前に工賃の見積もりをもらいましょう(器具代+工賃のトータルで比較する)
施主支給するなら、これだけは確認しておいて
実際にやってみて、事前に確認してよかったと思ったことが2つあります。
①天井に補強は必要か
特にシーリングファンやペンダントライトなど重量がある器具は、取り付け可能かどうか事前に施工業者に確認が必要です。天井の補強が必要なケースもあります。
そのためにも取り付ける照明は早くから検討したほうが良いです。
②照明の取り付け方法
引っ掛けシーリングに取り付け? 電気工事が必要?
市販のシーリングライトは大体、天井に引っ掛けシーリングという配線器具が必要です。
器具を買ってから「ここには付けられない」とならないよう、電気図面の段階で指定しましょう。
自分でつけられそうな照明でも、実は電気工事が必要な場合もあるので注意してください。
まとめ:施主支給は「言ったもの勝ち」
施主支給をやってみて感じたのは、「迷っているなら言ってみればいい」 ということです。
断られたらそのとき考えればいい。でも多くの場合、対応してくれると思います。
コストを抑えながら、好みの照明を入れられる施主支給。特に照明や配線器具に興味がある人、こだわりたいものがある人には、ぜひ一度検討してみてほしいです。
この記事のまとめ
- 施主支給はコスト削減と好みの器具を選べる一石二鳥の方法
- 工務店への交渉は意外とすんなり通ることが多い
- 取り付け工賃が別途かかるので、トータルコストで比較することが大事
- 重量がある器具は天井補強の確認を忘れずに
- 引っ掛けシーリングの有無は電気図面の段階で確認しておく
配線工事が必要な器具までどこまで施主支給できるか、電気工事士の視点での線引きはこちらの記事にまとめています。
発注から取付けまでの段取り・工賃の実例はこちらの記事にまとめています。


コメント