新築の照明計画で、リビングやキッチンには時間をかけるけど、寝室・玄関・廊下・トイレは後回しになりがちです。
でも実際には、こういった場所こそシンプルに考えた方がコストも抑えられるし、後悔も少ない。私自身、この4か所はほぼ迷わず決めて、住み始めてからも不満はありません。
この記事では、各場所の照明をどう選んだか、実例をもとにまとめます。
寝室:引っ掛けシーリング+施主支給で十分
寝室は工務店に引っ掛けシーリングの配線だけお願いして、照明器具は自分で購入・取り付けました。シーリングライトは施主支給です。
引っ掛けシーリングさえあれば、市販のシーリングライトをそのまま取り付けられます。工事費が不要なので、コストを抑えたい場所には有効な選択肢です。
おやすみタイマーが便利
寝室のシーリングライトで特に重宝しているのが、おやすみタイマー機能です。設定した時間をかけてゆっくり暗くなり、そのまま消灯してくれます。本を読みながら寝落ちしても消し忘れがないので、地味に助かっています。
おやすみタイマーはリモコン付きシーリングライトの多くに標準搭載されている機能です。寝室のシーリングライトを選ぶときは、この機能があるかどうかを確認しておくことをおすすめします。
足元灯はニトリのコンセント差し込みタイプ
夜中にトイレに起きるとき用に、足元灯をコンセントに差し込んで使っています。ニトリで購入した安価なタイプですが、暗い中で足元を照らすには十分です。
新築の段階で足元灯用の配線を検討する必要はなく、コンセントがあれば後から好きなタイミングで設置できます。コストをかけずに解決できる部分です。
玄関ホール:横長の形状にはシーリングが正解だった
玄関ホールは小型シーリングライトを1台取り付けています。
ダウンライトも選択肢にありましたが、うちの玄関は横長の形状なので、ダウンライトを1点付けしても奥まで光が届かず暗くなりそうだと判断しました。シーリングライトは光が広がるため、横長の空間でも全体を均一に照らしてくれます。
選んだのは100W相当のLED小型シーリングです。薄型で天井面にぴったり収まるタイプなので、視界の邪魔にならずすっきりした印象になっています。玄関ホールは天井が低めのことも多いので、薄型を選んだのは正解でした。
なお、玄関のスイッチはパナソニックの「かってにスイッチ」(熱線センサ付自動スイッチ)にしています。帰宅時に鍵や荷物で両手がふさがっていても自動で点いてくれるので、玄関との相性は抜群です。もちろん消し忘れもありません。
廊下:ダウンライト2台+3路スイッチ
廊下はダウンライトを2台配置しています。明るさは100W相当で、廊下の明るさとしては十分です。
スイッチは廊下の両端2か所で点け消しできる3路スイッチにしました。どちらから歩いてきても手元で操作できるので、消すためにわざわざ戻る必要がありません。
廊下は人感センサー(かってにスイッチ)も向いている場所ですが、我が家は両端から操作できれば十分と判断して、シンプルな3路スイッチにしました。
トイレ:ダウンライト1台+かってにスイッチ
トイレはダウンライト1台に、こちらもかってにスイッチを採用しています。
トイレの換気扇は器具自体にセンサーが付いており、照明とは独立して稼働しています。そのため、照明はかってにスイッチ単体でシンプルに制御しています。
トイレの消し忘れは地味にストレスになるので、かってにスイッチを付けて本当によかったと感じています。手がふさがっているときも自動で点灯してくれるので、使い勝手も上がりました。点灯時間や反応エリアをスイッチ側で後から調整できる点も採用の理由のひとつです。センサー内蔵のダウンライトという選択肢もありますが、内蔵タイプは設定時間が短く、消えないように腕を振って反応させるのが嫌でした。かってにスイッチならスイッチ側でじっくり調整できるので、そういったストレスがありません。人感センサーをどこに付けるべきか(屋外も含めた使い分け)は別の記事で詳しくまとめています。
ダウンライトは100W相当ですが、トイレで眩しいと感じたことはありません。狭い空間だから明るすぎるのでは?と思っていましたが、実際には問題なかったです。
なお、廊下・トイレともにダウンライトは非調光器具を採用しています。点け消しできれば十分な場所なので、調光の必要性をまったく感じていません。
コスト削減のポイントまとめ
この4か所の照明でコストを抑えるために意識したことをまとめます。
- 寝室は引っ掛けシーリングにして器具を施主支給:工事費がかからず、好きな器具を自分で選べる
- 玄関ホールはシンプルな小型シーリング1台:過剰なスペックは不要
- 廊下・トイレは非調光のダウンライト:調光対応品より安価で、点け消しだけの場所なら調光は不要
- 足元灯は市販品をコンセントに差すだけ:配線工事不要で後から設置できる
まとめ
寝室・玄関・廊下・トイレの照明は、リビングほど凝る必要はありません。必要な明るさを確保して、使い勝手を上げる工夫(かってにスイッチ・おやすみタイマーなど)を加えるだけで、十分快適に使えます。
コストをかけるべき場所とシンプルに抑える場所を分けて考えると、全体の照明計画がまとまりやすくなります。


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