新築の照明打ち合わせは、やることが多くて何を確認すればいいか迷いがちです。照明は決めた後に「あそこに付けておけばよかった」となりやすい部分でもあるので、事前に生活動線やどう使うかをイメージしてから打ち合わせに臨む方が後悔しにくいです。間取りや設備の打ち合わせと並行して進めることも多く、気づいたら「聞きそびれた」となるケースも珍しくありません。
この記事では、実際に打ち合わせを経験して「これは確認しておいてよかった」「これは最初に聞いておくべきだった」と感じたことをまとめています。この記事を事前に読んでおくと、打ち合わせで何を確認すればいいか整理しやすくなります。
いつまでに決めればいいか、スケジュールを最初に確認する
照明の打ち合わせで最初に確認すべきなのは、いつまでに器具を決めればいいかです。スケジュールが分からないまま進めると、気づいたときには変更が難しい段階になっていることがあります。
私の場合の流れはこうでした。
- 9月下旬:電気配線の打ち合わせ・配線図が届く
- 10月中旬:地鎮祭
- 12月上旬:電気配線の追加修正
- 12月上旬:上棟式と電気打ち合わせを予定していたがコロナにかかり延期。照明をほぼ確定させ、プラン図を依頼
- 12月下旬:配線の最終チェック・電気配線図・照明配置図(どこにどの照明器具が付くかを示した図面)・追加工事見積もりを受け取る
- 12月末:上棟お清め
- 翌1月下旬:照明納品
- 翌2月下旬:引き渡し
電気の打ち合わせから引き渡しまで約5ヶ月ほどかかっています。我が家は地鎮祭より前に電気配線の打ち合わせがスタートしました。着工前に決めておくと変更しやすいので、むしろ早めに動き出す方が合理的です。途中でコロナによる延期もありましたが、スケジュールに余裕があったので大きな支障はありませんでした。
施主支給を検討している場合は特に注意が必要です。器具の発注・納品にも時間がかかるため、スケジュールに余裕を持って動く必要があります。「いつまでに何を決めればいいか」を最初の打ち合わせで確認しておくと、その後がスムーズです。
施主支給できるか、保証はどうなるか確認する
照明器具を自分で購入して持ち込む施主支給を検討している場合、施主支給が可能かどうかと保証がどうなるかを必ず確認してください。
工務店やハウスメーカーによっては施主支給を断っているケースもあります。また、施主支給した器具に不具合が起きた場合、器具自体のメーカー保証は有効でも、施工に関する保証は対象外になることがあります。
私は工務店に事前確認したうえで施主支給を進めました。照明器具はすべて施主支給で、コスト削減につながった部分も大きかったです。施主支給の進め方については別の記事でまとめているので参考にしてみてください。
3路スイッチを何箇所付けられるか確認する
3路スイッチとは、1つの照明を2箇所のスイッチで操作できる仕組みです。たとえば階段の照明を1階でも2階でもON/OFFできるのは、3路スイッチのおかげです。
便利な反面、配線が複雑になる分コストが上がります。ハウスメーカーや工務店によって標準で含まれる箇所数が異なります。我が家は標準で2箇所でした。
追加したい場合は別途費用がかかることが多いので、標準で何箇所かを確認したうえで「どこに付けると生活が便利になるか」をイメージしておくと、打ち合わせでスムーズに決められます。
スイッチの位置と高さを確認する
スイッチの位置は、標準の図面のままにしておくと使いにくい場所に付いてしまうことがあります。生活動線を考えながら「どこでスイッチを操作するか」をイメージして確認しておきましょう。
高さも確認ポイントのひとつです。一般的なスイッチの高さは床から約120cmですが、子どもや高齢者が使いやすい高さに変更することもできます。標準のままで問題ない場合がほとんどですが、気になる場合は打ち合わせで相談してみてください。
コンセントの位置と数を部屋ごとに確認する
照明と一緒に打ち合わせで確認しておきたいのがコンセントです。「住んでみたらコンセントが足りなかった」「欲しい場所にない」という後悔は新築でよく聞きます。
部屋ごとに「どこで何を使うか」を具体的にイメージして、コンセントの位置と数を確認しておきましょう。テレビ周り・キッチン・洗面台・ベッドサイドなど、使用頻度が高い場所は特に念入りに確認することをおすすめします。
センサースイッチを付ける場所を確認する
廊下・トイレ・玄関など、消し忘れやすい場所や手がふさがりやすい場所には、センサースイッチ(かってにスイッチ)の採用を検討してみてください。
センサースイッチは配線方式によって対応・非対応があるため、付けたい場所を事前に伝えて配線を合わせてもらう必要があります。後から「やっぱり付けたい」となっても、配線工事が必要になる場合があるので、打ち合わせの段階で決めておくのがベストです。センサースイッチをどこに付けると後悔しないかは別の記事で詳しくまとめています。
色温度と調光の方針を決めておく
照明器具を選ぶ際に色温度(電球色・昼白色・昼光色)と調光の有無を決めておくと、打ち合わせがスムーズに進みます。
特に調光対応のダウンライトを採用したい場合は、器具選びと同時にスイッチの種類も決める必要があります。調光スイッチは器具との相性があるため、どちらか一方だけ後から変えようとすると対応できないことがあります。
色温度の選び方や調光スイッチについては別の記事で詳しく解説しています。
まとめ
照明の打ち合わせで確認すべきことをまとめます。
- スケジュール:いつまでに器具を決めればいいか最初に確認する
- 施主支給:可能かどうか・保証がどうなるかを確認する
- 3路スイッチ:何箇所付けられるか・どこに付けるかを決める
- スイッチの位置・高さ:生活動線に合っているか確認する
- コンセントの位置・数:部屋ごとに具体的にイメージして確認する
- センサースイッチ:付けたい場所を事前に伝えて配線を合わせてもらう
- 色温度・調光:器具とスイッチをセットで決める
打ち合わせは回数に限りがあることも多いので、確認したいことをリストにまとめて持っていくと抜け漏れが防げます。この記事がその準備の参考になれば嬉しいです。
ネット回線の申し込みタイミングや、LAN配線・空配管・ルーター置き場所など、通信まわりの確認事項はネット回線の記事にまとめています。あわせてチェックしてみてください。


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